ヘアメイクのお仕事に興味はあるけど、仕事内容ってどんな感じだろ?と思っている方もいらっしゃると思います。
今回はそんな方たちに向け、ヘアメイクさんのお仕事内容を現役芸能ヘアメイクを担当するJUUKがわかりやすく解説していきたいと思います。
ヘアメイクのお仕事はヘアセットだけじゃない
ヘアメイクの仕事内容はヘアセットだけするのかな?と思ってしまいがちですが、タレントのヘアメイクなどの仕事ではそれ以外にもたくさん担う仕事があるのをご存じでしょうか。
スタジオや撮影現場で担うヘアメイクさんのお仕事は以下のように多岐にわたります。
①メイクアップも担当する
担当するタレントさんが自前メイクの場合は、ヘアのみの場合もありますが、通常はヘアセットだけでなくメイクも一緒に担当する場合が多いです。
②特殊装飾やヘッドピース、ウィッグ加工など制作する場合もある
撮影の企画内容にもよりますが、ヘアメイクさんは基本的に撮影クリエイティブにおいて、なんでも屋さんのような立ち位置です。
Conceptに合わせて、髪の毛の装飾品を手作りしたり、ウィッグのカットをして仕込んだりするヘアメイクさんもいます。
装飾品の制作やウィッグ加工などは、ヘアメイクが必ず行うものではありませんが、仕事の幅を広げるために積極的に担当するヘアメイクさんは多いでしょう。
③ブロワなど、撮影の時の小道具を担当する場合もあり
雑誌の撮影や広告の撮影などでは、様々な小道具を用いて制作をしていきます。
例えば風を生む出すブロワなどの機械を使ったする場合がありますが、モデルに風を送りだすために手伝ったりもします。
ヘアメイクは、ヘアやメイクだけをして終わりではなく、撮影進行が全体的にスムーズにいくように何でもお手伝いをしています。
④ネイルやボディの保湿などもヘアメイクの担当です
ヘアメイクを担当している場合、スキンケアでのマッサージなどはもちろんですが、モデルやタレントがベストな状態で撮影に臨めるように、ハンドマッサージやネイルなども行う場合が多々あります。
ヘアメイクの持ち物として意外と知られていないのがネイルケア。
モデルやタレントのテンションがあがるアイテムでもあるので、ぜひお仕事道具の中に入れてみてください。
というわけで、今回はヘアメイクの仕事で担当する、意外と知られていないお仕事内容についてご紹介いたしました。
撮影現場でのヘアメイクのお仕事では、とにかく柔軟に動けるヘアメイクさんの方がお仕事を依頼してもらいやすいため、スタジオワークを覚えていくことが重要です。
メディアヘアメイク養成所JUUKでは、スタジオワークやヘアメイクに必要な技術の講習も積極的に行っておりますので、ヘアメイクとして活動していきたい人はぜひ一度JUUKの体験会にお越しください。