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プロとして必須のヘアメイク道具3選

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筆者がヘアメイクとしてデビューし始めた時に悩んだことの一つに仕事道具があります。

当時はSNSもなくネットで調べる術も無かったので、現場には何を持っていけば良いのかとても悩み、色々な人に聞いて回ったことを思い出します。

今回はヘアメイクさんに必要な道具に焦点を当ててお話ししていきたいと思います。

①キャリーケース事情

ヘアメイクさんといえばまず間違いなくキャリーケースです。

知らない方からすればキャリーケースなんてなんでも良いんじゃないの?と思われるかもしれません。

後述でもお話ししますが、ヘアメイクさんはメイク道具・ヘア道具を初め多くの道具を持って現場に行きます。

ですのでとにかく「重く」なり、本来キャリーケースが想定している最大重量よりはるかに重い荷物を積むことになります。

そうなるとどうなるか。あっという間にタイヤが壊れます。本当に簡単に壊れます。

例えばネットで売っているような旅行用で1万円前後のキャリーケースですと、現場数にもよりますが1年間で2〜3回買い換えるのも珍しくありません。

タイヤを修理するにも1回数千円かかり、その間仕事ができなくなってしまうので予備のキャリーケースを持つことも必須になります。

また、海外での仕事の場合、輸送中に壊れてしまうことも珍しくありません。

ですので多くのヘアメイクさんたちは最終的に「RIMOWA」というメーカーのキャリーケースにたどり着きます。

値段はかなりしますが、タイヤの修理が永年無料だったり壊れにくかったりするので

多くのヘアメイクさんたちに重宝されているキャリーケースとなります。

また、RIMOWAのキャリーケースを使っているということはヘアメイクとして成功しているというステータスになっていたりもします。

②ヘア道具・メイク道具

ヘア道具・メイク道具はヘアメイクさんたちにとって一番のこだわりが出るところでもあります。

自分の得意な質感・仕事・仕上がりなど様々なこだわりを実現するために無数にある道具をひたすら試して

試行錯誤を繰り返し現在のラインナップが出来上がっています。

狭い焦点で見ればどこのメーカーのアイラインが良いやファンデーションが良いというのもありますが

最終的なヘアメイクのゴールに辿り着くための一つの選択肢に過ぎません。

重要なのは道具を使いこなすことです。

ですので、ただ道具を使うのではなく、自分の好きな仕上がりや質感をイメージして道具を試していくことが必要になります。

③その他の道具

ヘアメイクにとって道具とはヘア・メイク用品以外にもかなり多くあります。

例えば「ブロワー」です。

ブロワーとは風を送る送風機のようなもので、風で髪をなびかせる際に必須の道具になります。

ドライヤーで代用する方もいますが、風力がまるで違いますし、絶妙な風量コントロールがその作品の良し悪しを大きく左右します。あまり知られていないかもしれませんが、ブロワーも必須と言っていいほど重要な道具となります。

また、その他にもストロー、糸用じ、養生テープ、ちっちゃいコロコロ、使い捨て目薬、抗菌目薬、お弁当持って帰れるビニール袋、手持ち扇風機、メイク落としシート、バッテリー、シミ取り、使い捨て歯ブラシ、ミンティア、手ピカジェル、日傘、シェーバー、汗拭きシート、ライター、小銭、携帯シャンプー、黒マッキー(油性)、マスキングテープ、安全ピン・クリップ、バンドエイド、裁縫セット、電池、マクス個包装、ホッカイロ、ヒヤロン、替えの靴下、かえのTシャツ

など実に多くの小物が必要になります。

いかがでしたでしょうか?

今回はヘアメイクさんに必要な道具のお話をしましたが、ひとえにヘアメイクと言っても実に多くの道具が必要ですし

こう言った道具を備えているからこそ信頼されるヘアメイクになれるのではないでしょうか?

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