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美stの表紙「上戸彩」のメイクが炎上した理由!担当するヘアメイクが話題

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9月17日発売の美STの表紙を飾る「上戸彩」さんのメイクが似合っていないとSNSで話題になっています。

こんにちは。ヘアメイク養成所JUUK編集部です。

今回はメディアヘアメイク養成所JUUKの視点で、なぜこれほどまでに上戸彩さんのメイクが炎上しているのか考察していきたいと思います。

話題になった表紙はこれ

引用:Amazon

SNSで話題を呼んでいるこの表紙は、上戸彩さんが本来持つ「透明感」を損なっていると話題になっています。

一般の方から、なぜこれほどまでに否定的な意見が寄せられているのか観察していきましょう。

似合っていないと言われている理由

この話題で最も多く取り上げられていたのは「眉の太さ」についてです。

光の当たり方にもよりますが、確かにプロのヘアメイクから見ても、眉毛の存在感は少し際立っているように感じます。

今回一般の方が違和感を感じてしまったのは、アイメイク、眉、チーク、LIPすべてのパーツのメイクの濃さが100%だったためだと考えられます。

(※メイクのコンセプトが不明なので、決めつけるのは難しい部分もあります。)

また、眉の太さに関しては仮に太い眉を作るとしても、モデルさんの目幅を考慮して、眉の太さの上限を設計していきます。

上戸彩さんの目はとても綺麗な二重ですが。比較的小ぶりな印象です。

なので、目の大きさに比べると眉の印象がより強く見えてしまっていると考えられます。

メイクさんの技術不足なのか?

それでは、今回話題になったメイクは、担当したメイクさんの技術不足なのか?を考えてみましょう。

結論から言うと、技術不足というより、引き出しを最大限に活用できなかったと言えます。

これはメイクさんが決して下手だということではなく、シチュエーションとメイクがマッチしていない可能性があるということです。

雑誌などのメディアヘアメイクの場合、スチールをメインに撮影していくことになりますが、撮影環境やカメラマンの違いによってはストロボなどの光量が変わり、メイクが白飛びしたり逆に陰影が濃くなったりすることもあります。

しかし通常はそれも踏まえて、メイクさんはメイクを作っていくことが仕事なのです。

そして、クライアントから「今回はこうゆうConceptのメイクをしてください」と指示されることがほとんどですが、細かいメイクの質感や色などに関しては担当するメイクさんが最終的には提案したり、濃淡の塩梅は、メイクさんがConceptを理解して創作するのが一般的です。

編集者の人は、メイクのプロではないですから何が正解なのかわかりませんよね。

だから担当メイクさんが、編集者の方にメイクConceptをお伺いし、自分の中にある引き出しにある技術を用いてヘアメイクを施していくのです。

そしてテストシュートをして、色味を調整した後に本番の撮影を行います。

テストシュートの時に、「今回の光量だと濃く映りすぎるからもう少し淡くしよう」や「逆に色を足そう」など調整しているはずなので、メイク技術があったとしても提案力や引き出しを踏まえると引き出し不足になるのかなと感じてしまいます。

プロの世界はとても厳しいです。だからこそ皆毎日メイクを研究したり新しいトレンドを取り入れて引き出しを増やしていくのがメイク業界で生き残る大切なポイントです。

また今回、SNSのコメントでは「事務所がよくOK出したな」とつぶやかれていましたが、芸能事務所の方もメイクのプロではないので、その良しあしを判断するのが難しいことと思います。

「バブリーメイク」みたいと、古いメイクだと指摘も一般の方からされていますが、仮に上戸彩さんの顔型に合わせて、トレンドを取り入れたバブリーなメイクをしていたら、このように違和感を感じる人は少なかったのではないかと感じます。

メイクさんに必要なのは引き出しの多さ

メイクの世界では基礎の技術力は、ある一定の期間が過ぎると、ほとんどの人が上手くなります。

しかし、メイクさんとして活躍するためには基礎技術に加え、メイク現場に合わせて引き出しを多く持っている人がより多くのお仕事を受けることができます。

例えば、PVやMVのように動画の撮影現場と雑誌のようなスチール撮影では、メイクの作り方が異なります。

それらを使い分けられなければ、メイクの技術力が例え素晴らしかったとしても今回のようにシチュエーションに合わせたメイクを制作することが難しくなるのです。

メディアヘアメイク養成所JUUKでは、そのあたりのシチュエーションに合わせたメイクの技術を高めていくための授業を積極的に行っています。

メディアヘアメイクを目指している方はぜひ、JUUK公式ラインに登録してみてください。

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