有名アイドルの担当ヘアメイクさんに弟子入りしたい、アシスタントに応募したいけど、何から始めていいかわからない人に向け、ヘアメイクアシスタントのなり方についてご紹介いたします。
芸能専属メディアヘアメイク養成所「JUUK」編集部です。
ヘアメイクの業界は情報が少なく、アシスタント募集の枠も多くはありませんので、この記事で基本的な知識をぜひ学んでみてください。
ヘアメイクアシスタントになるためには基本的なスキル習得は必須
やる気があれば、誰でもヘアメイクアシスタントになれるかというと、そうではありません。
ほとんどの場合、まずは美容学校やヘアメイク専門学校に入学し、ヘアやメイクの基本的なスキルを学ぶ必要があります。
完全素人の状態では、ヘアメイクアシスタントとして採用してもらえる可能性は、かなり低いと言えるでしょう。
それを踏まえて、ヘアメイクアーティストのアシスタントになるためのステップは以下の流れになります。
アシスタントとして採用してもらう時に最も多いパターンが、在学中に担当講師にヘアメイクアシスタントとして採用してもうら方法です。
アシスタントとして採用されるためには、基本の美容知識があるのはもちろんのこと「意志疎通ができるか」というポイントも重要視されます。
その点で行くと、教え子である生徒がアシスタントを希望してきたときには、安心して採用する講師が多い傾向にあるので、まずは講師の人や在籍している学校にアシスタントの枠がないか問い合わせてみましょう。
次に、在学中にアシスタントの枠が無い場合は、ポートフォリオの作成をし、自分自身でヘアメイク事務所やヘアメイクさんにダイレクトに応募していきます。
在学中に学んだことや、得たスキルを元にポートフォリオを作成しておくと、アシスタント希望を出す時に相手に自分の実力を見てもらいやすくなるため、話を聞いてもらえる確率があがります。
そして、ヘアメイク事務所に話をしにいっても、なかなかアシスタントとして採用されない時には、自ら芸能界に繋がりを作ったり、ヘアメイクさん同士のコミュニティに参加し、自らアシスタントで採用してもらえるように直談判していきましょう。
ヘアメイクアシスタントに求められるのは、柔軟さと行動力!
ヘアメイクアシスタントになる人のほとんどは、自分で行動して作った”繋がり”の中から、アシスタント採用を獲得しています。
さらにヘアメイク現場は早朝から夜までと撮影現場によって、柔軟に対応できる人の方が向いているでしょう。
また基本的なスキルと知識は最低限身に着けてからアシスタント希望をするのが望ましいですが、アシスタント業務ではモデルさんやタレントを触ることはほとんどないので、技術よりもまずは自分が就くヘアメイクさんに求められていることを正確にやり遂げることが重要です。
例えば、ヘアメイクアーティストの荷物を整理したり、現場で一緒に働く制作チームとの伝達など、スタジオワークが基本となります。
スタジオワークを経験する中で、撮影の回し方やヘアメイクさんの技術を間近で見れたり、自分がファーストのアシスタントになることができれば、ゆくゆくはタレントのヘアメイクを任されるチャンスに繋がっていきます。
有名なヘアメイクさんも最初はアシスタントからスタートし、お師匠さんにお仕事をもらったりしながらキャリアを築いているので、まずは芸能界と繋がりを作れる場所や人と繋がることを意識するとヘアメイクアシスタントとしての可能性は大きく広がるでしょう。