美容学校を卒業して美容師・ヘアメイクになった人が1年以内に辞めてしまう割合をご存知でしょうか?
実は美容師・ヘアメイクになって約30%もの人が1年以内に離職してしまうのです。
今回はヘアメイクを続けていくための3つのルールをご紹介したいと思います
①5秒ルール
5秒ルールと聞いても馴染みが薄い方が多いと思います。
5秒ルールとは「何かをやりたい、やろう」と思い立ったら自分自身に5秒以内に動き始めるという制約をつけて動き出すことになります。
実際に「ヘアメイクの練習がしたい」と思ったら心の中で5秒数えてください。そして5秒後から動き始めるのです。
この目的は、「なんでもいいのでフットワークを軽くし動き出す習慣」をつけることになります。
人間はどうしても惰性の流れの中に飲まれてしまうものです。
ヘアメイクを続けていくには多くの修練やタスクをこなさなくてはなりませんが、どうしても面倒に感じるものです。多くの方はこの努力の面で壁にぶつかり、挫折をし、辞めていってしまいます。ですので1日一歩でも構わないので小さい鍛錬を積み重ねることが自分のキャリアへの近道になるのです。
②仕事着を決める
ヘアメイクには決まった制服はありません。仕事内容にふさわしい服装であれば問題は無いのですが、多くの場合私服と混同してしまうと思います。
ここでの一つのコツはあえて仕事用に着ていく服、靴を決めることです。
この服を着ることで仕事のスイッチが入るように自己暗示をかければきちんとオンとオフができるので、仕事に集中しやすくなり、パフォーマンスをあげることができるのです。
ちなみに、忙しいヘアメイクさんにもなると2週間分の仕事着を決めて、古くなったものから変えていくようローテーションを組んでいる方もいたりします。
また、古い靴・ボロボロの靴はNGです。これはヘアメイクに限った話ではありませんが、ビジネスにおいて靴は想像以上に他人から見られています。綺麗な靴はそれだけで相手に好印象を与えることになりますので注意した方が良いでしょう。
③失敗はしていいが反省をする
ヘアメイクにとって失敗はつきものです。過酷な環境、長時間の労働、不規則な時間など・・・
少しの油断が失敗をもたらす環境が整ってしまっているのです。
例えば寝坊や遅刻をすることもあるでしょう。事実筆者も何度か現役時代に遅刻をした覚えがあります。
ですが、出来事には必ず原因があります。その原因から目を背けてしまうとまた何度も同じ失敗を繰り返すものです。
しかし反省をきちんとできる人なら同じ失敗を繰り返すことはありません。仕事とプライベートが曖昧になりやすいヘアメイクという仕事だからこそ油断や隙が生じやすくなります。
失敗を省みる習慣をつけることで、指名されやすいヘアメイクに自然となっていくのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はヘアメイクを続けていくルールについてお話ししましたが、上記3つに気を付けていくだけでも立派なヘアメイクになる第一歩を進めると思います。ぜひ一度試してみてください。