芸能界でのヘアメイクを目指す方達にとっては現場の労働時間や労働環境がどうなっているかは気になるところかと思います。今回はヘアメイクさん達の労働時間・環境にフォーカスしてお話ししてみたいと思います。
結論①「現場によって大きく異なる」
まず結論からお話しさせていただくと、「現場の種類によって違う」ということが言えます。
現場の種類とは?
①スタジオ撮影 ②ロケ撮影 ③テレビ局 ④ライブハウス・劇場 といった形で、担当するタレントさんや仕事の媒体によってその現場は大きく違います。
例えばスタジオ撮影は都内にあるスタジオにてヘアメイク・撮影を行いますがスタジオをレンタルしている場合、必ず終わりの時間が決まっています。つまり労働時間としてはその現場の香盤(スケジュール)次第となり、短時間から長時間まで様々であり、8時間以上スタジオ内で仕事をすることも珍しくありません。
また、映画やドラマのような動画撮影においては撮影量が多いため、相当の長時間・長期間を覚悟して臨む必要があり、技術やマナーに加え体力も求められることになります。
労働環境の違い
労働環境においては室内か屋外かで大きく異なりますが、室内であれば空調やその他設備などが充実していれば環境としては良いと言えます。ですが屋外(ロケ撮影等)においては場所・気温・天気によって過酷さは大きく異なります。ロケ撮影の場合はある程度の道具を持ち歩かなくてはいけないのでその点がスタジオ撮影とは異なります。
また、猛暑の中だったり逆に極寒の中だったりと天候によって自身の服装も気をつけなければいけないので、どちらにせよ過酷な環境であることには変わりありません
ヘアメイクを続けられる理由とは?
これまでお伝えしたとおり、ヘアメイクの労働時間・環境は一般的な職業と比べても特殊で、程度の差こそあれ大変な労働環境である場合が多いと言えるかと思います。
それにも関わらずなぜ現役のヘアメイクさん達は仕事を続けていけるのでしょうか?
その理由はその人によって様々かと思いますが、ヘアメイクを続けている人たちにはある程度共通している事があるかと思います。それは「メイクが好き」というところです。
「好き」なことを仕事にしているということがモチベーションになり、過酷な労働環境であっても続けていける理由の一つだと言えるでしょう。また現場が過酷だったからこそ、その作品が世に出回り様々な人たちに観たり知ってもらえたりした時に、頑張ってよかったと感じる瞬間があるのも大きな魅力であり、モチベーションの一つであるかと思います。
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